濃厚な甘みが魅力のブランドいちご「越後姫」

新潟の春の味覚として知られるブランドいちご。果実が繊細なため、あまり県外に出回らない希少価値の高い品種です。数ある品種の中でも特に甘みが濃厚で、やわらかくてジューシーな果肉がたまりません。タカギ農場は、直売所での販売のほか、いちご狩りも実施。地元の皆様や観光客から「とても甘い」という声をいただいています。ギフト人気も高いため、掛け紙をかけてお届けします。

水はけと通気性に優れた「杉の皮」

越後姫の培地には、杉の皮を使用しています。いちごは乾燥させてはいけませんし、水のあげ過ぎも禁物。とてもデリケートな作物です。杉の皮は「水はけ」が良いため、いちご栽培に適しています。保水性・通気性にも優れているため、果実が健康に育ちます。さらに、土に比べて抗菌作用があり、雑菌や虫が付きにくいこともポイントです。

「作物の声」を聞く

当農場は、減農薬・減化学肥料に取り組んでいます。ハウスの野菜にいたっては、除草剤を一切使っていません。その分、除草はひと苦労で、生い茂るたびに人力で刈っています。どんなに栽培や肥料にこだわっていても、アナログな作業は切っても切れません。そして、何よりも大切なのは、圃場に足を運んで「作物の声」を聞くこと。葉っぱの色、茎の太さ、果実の大きさなど、毎日欠かさず観察して手入れをするからこそ、健康で美味しい作物に仕上がると信じています。